プロ野球にアンダースローが少ない理由
どーも高校まで野球をやっていたとまとです!
私は一時期独特なフォームであるアンダースローに憧れていました
今回はなぜアンダースローのピッチャーが少ないのかについて解説していきます
プロ野球やメジャーリーグで明らかにオーバースローなどに比べて数の少ない理由についてせまっていきます!
今回は自分の経験などをもとにした個人的な見解を書いていきます
目次
野球界にアンダースローの投手が少ない理由
アンダースローのピッチャーはプロ野球に限らず高校野球や中学軟式でさえも少ないです
(私の小中高の野球生活で2~3人だけしか出会ってないです)
その理由は何なのか?
いきなり結論を話します!
アンダースローの投手が少ない理由はオーバースローなどに比べてアンダースローは投げにくいからです!
当たり前かもしれませんがこれが一番の理由かと思います
わざわざ投げにくいフォームで投げる必要はないからです
(しかしアンダースローにももちろんメリットがあります)
アンダースローのメリット
アンダースローがプロ野球に限らず甲子園などアマチュア野球でも少ない理由を詳しく解説する前にアンダースローのメリットに触れておきます
アンダースローの一番のメリットは
打ちにくいということです!!
なぜ打ちにくいかというと
- 下から浮き上がるように見える
- オーバースローとは違う球筋
- アンダースローの投手の数が少ないため球筋に慣れることが難しい
- ボールの出どころが見えにくい
このようにアンダースローは打ちにくいというメリットがあります
この長所はアンダースローのピッチャーが少なく、珍しいということにも支えられています!
つまりアンダースローの数は増えるとバッターが独特の球筋に慣れてしまいメリットが薄れてしまいます
その打ちにくさはアンダースローの人が少なさに支えられているということ考えないとしても
なぜ多くのピッチャーが打ちにくいアンダースローにしないのか?
それはアンダースローにはデメリットがあるからです!
このデメリットこそアンダースローの投手が少ない理由です
アンダースローのデメリット
アンダースローのデメリットはいくつかあります
- 球速が出にくい
- 下半身の筋力が必要
- 負担がかかる
- 球種が限られる
- 人によってはコントロールをつけにくい
1から3はそれぞれ関係してますが
結局のところ、投げにくく、スピードが出にくいというデメリットです!
野球経験者なら分かりますがアンダースローは下半身の筋力が必要で、負担がかかり投げにくいです
オーバースローに比べ低い体勢で投げるので下半身の筋力と体力が必要です!
下に動画を貼っておきますが渡辺俊介選手などはかなり低い体勢で投げています
球速はプロ野球などを見ると分かりますがアンダースローの方が確実に遅いです!
https://note.com/aozora_data/n/ndebc7e0f87a4
このサイトによると2018年の日本プロ野球の平均球速は143.6キロに対して
https://mlb-samurai.com/makita-kazuhisa-padres/
このサイトによるとアンダースローの牧田投手の平均は128キロ、最速は137キロだそうです
(牧田選手は日本代表に選ばれるくらいすごい選手です)
このように球のスピードはかなり違いがあります!
(最近では比較的ストレートの速いソフトバンクホークスの高橋礼選手のようなアンダースローの方もいます)
このように打ちにくいというメリット以上に投げにくいというデメリットが大きいからアンダースローのピッチャーは少ないのです
基本的にオーバースローやスリークォーターで通用しているならわざわざ投げにくく、スピードの出ないアンダースローに変える必要はないのです!
アマチュア野球ではオーバースローで通用しなっかた選手がアンダースローにチャレンジすることが多いです
アンダースローをまとめている動画が上がっていました
面白いのでぜひ見てみてください!
個人的にはオーバースローよりもアンダースローの方がコントロールをつけるの難しいと思います
(しかしこれは人によって変わってくるのでなんとも…)
まとめ
投げにくさ、負担の大きさがアンダースローの投手が少ない理由です!
投げにくいためにピッチャーをやる時の最初のフォーム候補にアンダースローはなかなか入ってきません
まずは投げやすいオーバースローで挑戦して、通用しない場合にアンダースローなどの変則フォームに挑戦するというパターンが多いです!
アンダースローの投手が少ない理由やメリット・デメリットについて意見や質問がある方はコメントしていただけると嬉しいです!
この記事ではアンダースローの中でも特に少ない左投げのアンダースローについて解説しています!
興味ある方はぜひご覧ください!