社会科学と人文科学と自然科学の違い!-大学の学部選びのためにー
こんにちは、小さな早稲田生です!
今回は志望校の学部選びの時に疑問を持ちやすい社会科学系統と人文科学系統と自然科学系統の違いについて説明していきます。
分かっているようで意外と分かっていないことが多いので今回解説します
目次
人文科学について
人文科学とは
まず簡単に言うと人文科学とは人間の生み出した文化を研究する学問です!
いや文化の研究ってよく分らんわって方もいると思います
大学で学ぶ人間の文化とは言葉や文字や宗教や考え方などです
それらを研究するために人間の社会や心や文化的遺産などに目を向けます
代表的な人文科学系統の学部の例
有名な人文科学系統の学部は
文学、語学、心理学、哲学、歴史学、文化学などです
例)早稲田大学文学部や文化構想学部など
学科の例としては
英文学科、国際コミュニケーション学科、心理学科、宗教学科、日本文学科などがあります。
主に文系です。
人文科学系統の学部の将来の職業
記者や編集者になったり宣伝・広告系の職業に就く人や語学の能力を生かして通訳や翻訳者になる人などがいます。
しかし文系なので人文科学系の学部に入ったからといって商社や証券会社に入れないというわけではないです。
社会科学について
社会科学とは
簡単に言うと社会にある問題を解決するために社会に関することを研究します。
社会に関することとは何かというと法や政治のシステムや経済や企業経営など私たちの身近にあるものが多いです。
人文科学に比べてより社会に密接に関わっているため企業で実際に働いた時に役に立つスキルなどを学ぶこともあります。
(私は社会科学ですがほんとにこんな知識役に立つのか?と疑問にもつことも多いですが…)
(基本は学問なので実務的ではないことが多いです。しかし人文科学よりは役にたちそう)
主に文系です。
代表的な社会科学系統の学部の例
有名な社会科学系統の学部は
経済学、経営学、法学、政治学、社会学、商学などです。
次の記事で社会科学系統の学部ごとに有名大学をまとめています
学科の例は
経営学科、会計学科、国際政治学科、現代社会学科などがあります
例)早稲田商学部や法学部など
早稲田の社会科学部のように社会科学系統の勉強をすべてできる学部もあります!
早稲田大学の社会科学部に興味を持った人はこちら
社会科学系統の学部の将来の職業
社会科学系統は法から商まで範囲が広いので一概にどんな職業につくことが多いのかは決まっていません。
しかし商学部や経営学部で簿記・会計などの実践的な知識を学んだ人は民間の企業の経理を目指したりコンサルティングに関わる職を目指したり法や経済を学び公務員や弁護士などを目指したりする人もいます。
人文科学と同様に文系なので社会科学系統の学部だから編集者やジャーナリストになれないというわけではありません。
自然科学について
自然科学とは
自然科学とは簡単に言うと自然を扱い、自然について学びます。自然にある法則などを研究します。
代表的な自然科学系統の学部の例
有名な自然科学系の学部は
理学部、理工学部、生物学部、海洋学部などです
学科の例は
物理学科、化学科、生物学科、地学科、天文学科などです
自然科学系統の学部の将来の職業
理系的なので専門によって職業がすごく変わります。
しかし共通して言えるのは大学や企業で研究職についたり技術の知識を生かした営業などがあります!
理系は大学の後に大学院に進んでから就職する人も多いです。
まとめ
大学の学部は今回紹介した人文科学と社会科学と自然科学のどれかに分類できることが多いです。だからまだ学部が決まらない人はいきなり学部から決めるのではなく興味のある系統から探してみてはどうですか?
さいごに人文科学と社会科学と自然科学の特徴を簡単にまとめます
人文科学・・・文化について学ぶ
社会科学・・・社会について学ぶ
自然科学・・・自然について学ぶ
確実に伸びる英語の勉強法を知りたい方は次の記事を読んでみてください
高1・高2生なら受験に向けて何をやるべきかをまとめています